◆「前田勝介展」 2014年12月11日~12月23日

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「小さなL.Vuittonトランクの長い歴史旅」

-100年旅の浪漫と美しさの立体歴史紙芝居-

 前田勝介 個展

平成26年12月11日(木)~12月23日(火)
12:00~19:00(最終日17:00まで) 水曜休廊 入場無料

アンティーク・ルイ・ヴィトントランクの世界的にも有数のコレクターである
前田勝介氏がその自身の所蔵するトランクコレクションを資料として
独自の製法で超精密に再現した12分の1(ドールハウス国際基準)に縮尺された
世界で唯一の紙で制作されたヴィトントランク。
その様々な小さなヴィトントランクは、細部のディテールやトランク一つ一つの
固有の旅の傷さえも細密に再現されているスーパーリアル・ペーパークラフトです。

今回前田氏は「立体歴史紙芝居」と題して、そのペーパーヴィトントランクを使って
当時の史実や時代背景を小さな額の中に収めました。
それはまるで「時が封じ込められた匣」のようであり、懐かしく、楽しく、時には
悲しく、美しさと浪漫を感じさせてくれながら観る者を100年前の世界へと誘って
くれます。時空を超えた小さな旅の世界をぜひお楽しみ下さい。

工業デザイナーの前田勝介氏の収集品はルイ・ヴィトンのアンティークトランクが
主で、そのほとんどが1880年代から1940年代の大変貴重な受注生産品です。
それら約100点に小物や広告及び同時代の関連資料などを含めると1000点以上となる
膨大なプライベートコレクションを展示会や個人ミュージアム等で公開しており、
これだけの量をプライベートで保有し公開している例は世界的にもほとんど見当たり
ません。
その前田氏が制作する世界で唯一の精巧なペーパーミニトランクは、ヨーロッパ・
アメリカを中心に世界14カ国にコレクターがおり、フランスのトランク博物館
(Luggage Museum / ヴィトン家の一人との共同事業)にも収蔵されており、
世界的にも大変評価されております。

今回初個展となる前田氏の約40点の作品は、約100年前の様々な歴史的事実等(※)
をテーマに、美しい額の中でミニトランクが時空を超えて旅する姿を観せてくれます。
それはさながら小さなフレームの中に、歴史を一コマ切り取った紙芝居のようでもあり、
当時の空気と時間を封じ込めたようでもあります。

※ルイヴィトンのトランクは当時から完全防水だったので、1912年のあのタイタニック
号の事故の際ルイヴィトンのトランクにつかまり命が助かった人がいたと言います。
さらに沈没から数十年後タイタニック号の船室から遺品が引き上げられた時、
ルイヴィトンのトランクの中身は水にぬれず当時のままの姿で残っていたと言う二つの
伝説があります。

 

前田勝介 略歴

日本のブランドの生みの親と称される石津謙介氏のイタリア・モダン家具製造・
販売会社アルフレックス・ジャパンにて、製品開発・デザインを担当、ミラノ長期
出張で「物の在り様」について多くを学んだ。
その後、モダンデザインの旗手である建築事務所チニ・ボエリ(MILANO)に勤務、
帰国後、東京・六本木にデザインスタジオを開設、日本のリーディング・カンパニー
と多岐にわたるデザイン業務を遂行した。
現在、その間にインダストリアル・デザイナーの見地から蒐集したルイ・ヴィトン
トランク及び当時のカタログや雑誌・VOUGE等のデザイン戦略的資料コレクション
にて個人ミュージアムを立ち上げ、展示・解説、ミニ・モデル制作・販売などを行っている。

1971  アルフレックスJAPAN入社
1976  Dott.Arc. チニ・ボエリ建築事務所 MILANO ITALIA
1979  東京六本木にて、(有)イディック(IDIC)工業デザインスタジオ開設
1989  現在地にてIDIC を運営
2009  ガレット コレクション プライベート アンティーク L.Vuitton展
______Y150・横浜 横浜日仏学院共催 (協力)横浜市芸術文化財団 他
2011  イオン レイクタウン フランス・フェア出品
2012  高知市立自由民権記念館  板垣退助愛蔵品寄託記念
______「旅するantique L.Vuitton 」展/ コレクション協力
2012  ガレット・デザインギャラリー開設/ 東京
2014  現在地にてプライベート・ミュージアム 開設
2015  フランスにて展示公開予定(4月 ~ 11月)

Museum Garret

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最終更新日
2014年12月25日 | カテゴリー :

◆「渡邉愛子+東美名子 2人展」 2014年12月5日~12月9日

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渡邉愛子+東美名子 2人展

平成26年12月5日(金)~12月9日(火)
12:00~19:00(最終日17:00まで)
渡邉 愛子 プロフィール

1984年 作陶を始める。川村紗智子氏に師事。
2002年 工房C・P・S・W 設立
_____年一回の個展、グループ展。
2009年 Lineart28参加(ベルギー)

東 美名子 プロフィール

2001年 3月 個展(ギャラリーみうら)
2002年 3月 「Art scholarship 2001現代美術賞」入選
2002年 6月 「第15回現代日本絵画展―2002宇部ビエンナーレ」
______ 2作品入選
2003年 7月 世田谷美術館「KALEIDSCOPE・6人の個性と表現展」出品
_______大阪/福岡/長野を巡回
2004年 7月 「第16回現代日本絵画展―2004宇部ビエンナーレ」入選
2005年 4月  渡邉 愛子氏より作陶を学び始める
2008年11月 「アトリエ・ポレポレ展」出品(世田谷美術館区民ギャラリー)
2008年12月 「第10回エイブル・アート・アワード展覧会支援部門入選
_______東 美名子展」出品(ガレリア・グラフィカbis)
_______都内・奈良を巡回
2010年 1月 「ポコラート全国公募展2010」(千代田アーツ3111)
2010年 3月 「花と月と時と…Spring of Tokyo」(もうひとつの美術館)
2010年 4月  NHK教育テレビアニメーション「ネイバーズ」イラスト担当
2011年 1月 「アートが生まれる場所」(川口市立アートギャラリー・アトリア他)
2011年 7月 「ネイバーズ」アメリカ国際フィルムビデオ祭シルバースクリーン賞
2011年11月  個展 (デザイン・フェスタギャラリー原宿)
2011年12月 「ポコラート全国公募展2011」(千代田アーツ3111)
2012年11月 「ポコラート全国公募展2012」(千代田アーツ3111)
2013年 4月  NHK教育テレビ「ニャンちゅうワールド放送局」
_______オープニング・エンディングイラスト担当
2013年 8月  個展(銀座一丁目ギャラリー)
2013年12月 「ポコラート全国公募展2013」(千代田アーツ3111)


最終更新日
2014年12月18日 | カテゴリー :

◆「深堀隆介展」 2014年11月13日~12月2日

深堀隆介_リリース用(画像面) 深堀隆介_リリース用(宛名面)

深堀隆介個展  金魚は上見で。

平成26年11月13日(木)~12月2日(火)
12:00~19:00(最終日17:00まで) 水曜休廊 入場無料

樹脂に着彩して絵を重ねることにより平面の絵がまるで本物の金魚を封じ込めた
ように見えるという空前絶後の独自の技法により今や世界中で評価を得ている
金魚絵師・深堀隆介氏。

その技法を編み出すキッカケとなったのは、ある時飼っている金魚を真上から
眺め、あらためてその美しさとまるで絵画のように見える不思議さに驚いたこと
によるといいます。

今のようにガラスの水槽が無かった時代、人々はつねに金魚を上から鑑賞し、
それにふさわしい姿に金魚も改良されていきました。そしてこの「上見(うわみ)」
こそが今でも金魚を最も美しく見る鑑賞法だとされています。

深堀氏の描く金魚達もまさにその上見で鑑賞した瞬間から生き生きと躍動感に
溢れ泳ぎだすように感じられます。

今回の個展では深堀金魚が生み出される原点になったその上見の美を感じて
いただけるように、技法を編み出した直後の10年前の代表作から現在の最新の
作品まで様々な美しい金魚達が展示されます。

【作品販売についてのお知らせ】

今回の個展におきまして、樹脂作品「金魚酒 五勺枡」3点及び絵画作品1点を
販売させていただきます。

金魚酒に関しましては抽選販売とさせていただきます。
抽選は会期中にギャラリーにて応募用紙に記入していただきます。
ご応募は1家族(1ご連絡先)当たり1件のみとさせていただきます。
会期終了後抽選の上、ご当選された方のみにご連絡させていただきます。
詳細等に関しましてはギャラリーにて応募用紙をお渡しする時にご案内させて
いただきます。


最終更新日
2014年12月4日 | カテゴリー :

◆「市川健治展」 2014年9月11日~9月23日

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市川健治 個展
『祭・百景借景』

全国の祭りの風景から切り取られた小さな一片の写真
緻密な計算によりその一枚一枚が完璧な位置に収まる時
突如現れる壮大な世界
無数の祭りがちりばめられたミクロの写真から
華麗なるマクロの浮世絵が生み出されていく
現代に蘇った美しきネオジャポニズムFESTIVAL!

市川健治の全ての作品は、自身が1990年に考案した「ピクセル・モンタージュ」
という独自の技法を用いて制作されています。
「ピクセル・モンタージュ」とは作品毎にテーマに応じて必要な画像や写真を
大量に集め、それらの画像を小さな正方形に切り抜き、それらを貼り合わせて
全く別の新たなイメージを構築していく技法です。
作品を離れて観ると小さな画像で作られた大きなイメージが浮かび上がり、
近づいていくと大きなイメージを背景にした無数の小さな写真が現れます。

今回の個展『祭・百景借景』では、北斎や広重の浮世絵等をモチーフに全都道
府県の約570の祭りの風景から切り取られた画像によって構成された作品が並
びます。(一つの作品には約2400枚以上の画像が使用されています)
市川健治が造り出すマクロとミクロの両方の風景を楽しみながら、誰もが心の
中にある自分の「祭り」を探していく、この個展で多くの方々にそんな不思議
なご体験をしていただければと思います。

市川健治プロフィール

アーティスト。1967年、長野県生まれ。1997年、武蔵野美術大学大学院造形研
究科修了。東京在住。
1990年に考案した「ピクセル・モンタージュ(Pixel Montage)」という技法を
用いた作品のスタイルで、日本グラフィック展、日本ビジュアル・アート展、
APA日本写真ビエンナーレ、プリンツ21グランプリ展、現代日本美術展、岡本
太郎現代芸術賞等、数々のコンペティションで受賞歴を持つ。
東京・名古屋・上海・ニューヨーク・ミラノ・ボローニャ・アムステルダム・
ゲント・ヴィースバーデン・ブエノスアイレス等、国内外を問わずアートフェ
アや展覧会に出品。壁画・雑誌・書籍・DVDブックレット・TV・iPhone/iPad
用アプリ等、様々なメディアやイベントでも作品を展開。「ウタマロケンジ」と
しても活動中。

市川健治 http://www.facebook.com/turbinet.jp

ウタマロケンジ http://www.gathering-art.com


「祭り」作品のコンセプト   市川健治

記憶の中に、祭りが在ります。
目を閉じると、その祭りの音や匂いや沢山の人々が在ります。活気が在ります。
わくわくします。
今も祭りにいくとわくわくします。
ずっと昔から、皆、そうだったにちがいない。
いろいろな祭りがあるものだなあ、と思い、
日本全国の祭りの画像を集めました。
画像一枚一枚を観ていると、いつのまにか祭りに参加しています。
集めた祭りの画像を使って、皆が知っている今の風景や名所、昔の風景や名所
(浮世絵)、を制作しています。
出来上がった景色を観て、その景色を楽しんでいただけたら、
祭り一枚一枚を観て、懐かしさを感じていただけたら、楽しんでいただけたら、
嬉しいです。


最終更新日

2014年9月29日 | カテゴリー :

◆「駕籠真太郎展」 2014年8月14日~8月26日

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エログロナンセンス、不条理、シュール、ブラックユーモア満載の
描き下ろし原画による駕籠真太郎式美少女絵の大博覧会となる今回の個展は、
妖しく可愛いカゴシン流の特殊美少女絵の展示会となります。
展示会では原画や限定オリジナルグッズの販売もあり、また期間中には
特殊似顔絵のイベントもあります。

※「特殊似顔絵」
駕籠真太郎が奇想漫画執筆と並行して継続している「特殊似顔絵」活動。
「特殊似顔絵」とは、いわゆる通常の似顔絵・肖像画にとどまらず、
モデルのリクエストに応じ特殊な“加工”を施すものです。

駕籠真太郎公式HP 印度で乱数

駕籠真太郎プロフィール

奇想漫画家。1969年、東京生まれ。1988年、『COMIC BOX』にてデビュー。
グロテスク、猟奇、人体改造や人体破壊から、SF的な題材まで狂的な世界観を描く。
エログロ寄りの表現が多いが、基本的にはブラックユーモアが主体。
「輝け!大東亜共栄圏」「喜劇駅前虐殺」「万事快調」「かすとろ式」「フラクション」
「登校途中の出会い頭の偶然キスはありうるか?実験」など著書多数。
また漫画以外にも、イベントや個展を開催するなど活動は多岐に渡る。


最終更新日

2014年8月27日 | カテゴリー :