◆「小林和史展」 2019年7月12日~7月22日

ぼくたちの記憶採集 Insect collecting for the Lost memories

小林和史 個展

2017年7月12日(金)~7月22日(月) 12:00~19:00(最終日17:00まで) 水曜休廊 入場無料


「美しくそして懐かしい驚異の切り紙虫!」

紙を素材にハサミ一本で驚くほどリアルに美しい昆虫を制作する、小林和史氏の個展を実施させていただきます。

造形作家、映像作家、服飾デザイナーでもある小林氏は、イッセイミヤケのファッションデザイナーを務めた後独立し、アーティスト、デザイナー、空間演出家と多彩な活動をされております。その小林氏のライフワークともいえる作品がこの紙を素材にハサミ一本て驚くほどリアルに制作される美しい昆虫達です。

ハサミで一ミリを15等分に刻むことができるその驚異の技術から生み出される原寸大の切紙虫達は、そのあまりのリアルさに、小林氏が作ったハエを本物のカマキリが食べようとして吐き出してしまったほど本物の虫もだまされるほどリアルです!そのペーパーワークと他の素材を組み合わせて創る作品は宝石のように美しく魅惑的でまるで作品の中に生命と時間とが封じ込められているように感じられます。小林氏のこれら作品は、あのU2のギタリストのジ・エッジ氏やローリングストーンズのドラマーのチャーリー・ワッツ氏のコレクションにも加えられております。

今回は美しい額やケースに収められた約30点の昆虫作品が展示されます。中心になる作品は、額までもが全て紙で制作された多種多様な紙昆虫の標本箱です。誰もが持っている忘れていた昆虫との思い出に浸りながら、美しくそして郷愁を感じる不思議な切紙虫の世界をぜひお楽しみ下さい。

小林和史 / 紙昆虫普及社  メッセージ

ぼくは、ほぼ産まれながらに森羅万象、リアルには人間や社会の有様までを “昆虫のカタチ” として表現する習性をもっています。何方でもオトナになるプロセスの中で、いつしか置き去りにしてしまった大切なコトが有ると思います。そして誰でも昆虫の居る想い出はあるのではないでしょうか。たいがいは、それが良き想い出ではなくても、そんな昆虫の眼になって振り返ってみますと、五感に刻み込まれた人生の様々なシーンが実に色鮮やかにリプレイされて来るはずです。その様な眼を持ちますと、あるいはこの惑星に活きる、星の数ほども存在する昆虫たちの中に、自分そっくりのカタチをしたヤツを発見出来たりも。つまりはアナザーワールドは常に自分のなかにも存在するのです。


小林和史/美術家

3歳の時より独学で、一枚の紙からハサミにより「昆虫と共生する世界」を創作、演出し現在に至る。またそれらが独自の「自然観」となり、様々なクリエーションの原点となっている。

[1983 ~ 1988] パリコレクションデザイナー、プロダクトデザイナー(株) 三宅デザイン事務所

[1988] 独立、本格的に各地でアーティスト活動を開始する。

[2001] out sect 設立、アート、舞台、C M 、映像ムービーなどの演出、美術、コスチュームデザイン等を手掛ける。また、HOMME PLISSE(ISSEY MIYAKE )・メゾンエルメス・CHAUMET( LVMH )・SONY・蔦屋代官山T-SITE、蔦屋家電などの施設アートディレクションに携わる。造形作家としては、毎年、国内外のギャラリーや施設等で新作を発表し続けている。

近年の個展 /イベント展示

2012 BARBARA RUETZ 現代アートギャラリー(ミュンヘン/ドイツ)

2013 Zeedijik アートフェア(Knokke/ベルギー)

2013 Axel Pairon アートギャラリー(Antwerp/ベルギー)

2014 画廊翠巒(前橋/群馬)

2015 Galleryリトルハイ(中野/東京)

2016 リアリティ ラボ ISSEY MIYAKE(青山/東京)

2016 ELTTOB TEP ISSEY MIYAKE(船場/大阪)

2016 渋谷パルコ エントランス(HOMME PLISSE)

2016 渋谷西武 「ダーウィンの書斎/小林和史展」

2017 神楽サロン/小林和史常設展(伊勢神宮外宮)

2017 CHAUMET(赤坂クラシックハウス/東京)



最終更新日
2019年6月12日