◆「大山雅文展」 2023年11月17日~11月26日


大山雅文 人形展 「眼を閉じて…」

【開催日】

2023年11月17日(金)~11月26日(日)

12:00~17:00
入場無料 11月22日水曜休廊


アンティークな額縁の中に納められた美しい女性の顔。眼を閉じて静かに穏やかに物憂げに何かを夢想しているかのような美しい女性たち。それはまるで過ぎ去った時間に想いを馳せているかのよう。

あえて参考資料などの情報を頭に入れずまずは目を閉じ人形を想像しながら心の赴くままに制作していく大山氏のその人形達はどれもがとても繊細で可憐でそして何よりも美しい。大山氏の制作する人形のモチーフは時には美しく翼を拡げたフェアリーやエンジェルであったり、時には標本箱に納められた小さな妖精であったり、そのどれもが不思議な生命力に溢れている。

様々な物語を想起させる美しく幻想的な作品をぜひご覧になりながら素敵な追憶の時間をお楽しみください。




●作品ご購入希望の方へ

作品(23点を予定)に関しましては、初日11月17日(金) ギャラリーオープンの12:00より先着順にて、お一人様1点ご希望の作品をご購入いただけます。

初日ギャラリーのオープン時間前にお客様が並ばれて待機列等ができた場合、近隣店舗の迷惑となることと、感染予防対策として入場規制やオープン時間を早めて販売を開始すること等があることをご了承ください。



大山雅文(ラクッコピコりん)

北海道在住。2011年独学にて人形制作を始める。2013年「創作人形コンクールMIDOW展」パジコ賞受賞。2015年ドールアート展2015inうつくしま「全国創作人形コンクール」福島市教育長賞受賞。2016年「第1回AiDocka創作人形展」を開催、以降第4回(2022年)までメンバーとして参加。2017年創作人形コンクールMIDOW展入選。2023年ドラードギャラリー天使絵展入賞。その他、各地のギャラリー企画展などに参加。

Twitter(現X)

https://twitter.com/Pikorin_Oyama

Facebook

https://www.facebook.com/rakukkopikorin

Instagram

https://www.instagram.com/rakukkopikorinn/


最終更新日
2024年2月20日 | カテゴリー :

◆「額司 游游雅 宮井譲展」 2023年10月6日~10月15日


額司 游游雅 宮井譲展 「New world」

【開催日】

2023年10月6日(金)~10月15日(日)

12:00~17:00
入場無料 10月11日水曜休廊


額が作品になる!いつもは引き立て役の額縁が主役に。

本来絵画や写真を飾るための額縁は中に入れる作品を引き立てるためのものですが、額縁作家宮井譲氏が作る額縁は、その独創的な形状や色使いでまさに額縁そのものが作品と言えます。木板を形成して他には無い特徴ある形状にしてアクリル絵の具でアンティーク調に仕上げられたその額縁は、時には高級感があり重厚感が漂い、時にはその不思議な形でユーモラスに様々な表情を見せてくれます。それら一点ものの手作りの額縁は、中に何も入れなくても飾って楽しめるほど存在感があり、まさに額そのものが作品です。観る者に語りかけ、まるで中に入ってほしいものを選んでいるかのようなその額縁達は使い方次第でどんどん物語がふくらんでいきます。

今回個展では、今までの額縁の常識にとらわれない新しい額縁の世界を作り上げた宮井氏の唯一無二の額縁約100点が展示販売される予定です。

中にどんな作品を入れようかワクワクしていただきなから、あなたに語りかけてくるお気に入りの額縁をぜひ見つけに来てください。



宮井譲

1965年生まれ。24歳のころ美術運送、画材、額縁販売を始める。32歳のころオリジナル額縁の修行を始め8年後独立、額司游游雅 (がくしゆうゆうが)の屋号を名乗る。毎年東京、大阪、岡山、など各地で個展・コラボ展・イベントに出展。関西に工房を持ちオリジナルの手作り額縁を製造販売している。


最終更新日
2023年10月23日 | カテゴリー :

◆「金井たつお展」 2023年9月15日~9月24日

金井たつお個展 「Kawaii!」

【開催日】

2023年9月15日(金)~9月24日(日)

12:00~17:00
入場無料 9月20日水曜休廊


現代の美人画絵師が描く百花繚乱のKawaii (カワイイ)マンガ美少女たち!

本格的ゴルフ漫画の傑作でありながら爽やかなお色気でパンチラ漫画の元祖とも言われる「ホールインワン」、小悪魔ギャルの原点とも言えるヒロインの魅力溢れる元祖学園ラブコメ漫画「いずみちゃんグラフィティー」など金井たつお氏の描く漫画はどれもが美しく可愛い女性キャラクター達に彩られています。その可愛いらしい少女たちの表情や描写は今も色あせず素敵な魅力で輝いています。今や世界で最も有名になった言葉であり共通語としても使われている「Kawaii (カワイイ)」。漫画家金井たつお先生の描く女性キャラクター達はまさに世界共通のKawaiiです!

今回の個展では、金井先生があらたに描きおろした魅力溢れる抜群に可愛いキャラクター達約25点の美しいイラストが展示販売されます。金井漫画のキャラクター達の普遍の可愛らしさをぜひお楽しみください!



金井たつお

1955年生まれ。山形県出身。1977年に週刊少年ジャンプにて「ボーインワン」でデビュー。代表作は同じくジャンプ連載の「いずみちゃんグラフィティー」など多数のヒット作を手掛ける。


最終更新日
2023年9月28日 | カテゴリー :

◆「SouMa展」 2023年7月1日~7月30日


SouMa 立体切り絵展「カミワザ!」

【開催日】

2023年7月1日(土)~7月30日(日)

金曜日・土曜日・日曜日(祝日7/17(月)は開催

12:00~17:00 入場無料


「これって切り絵!?」本物の写真のように写実的で思わず目を疑ってしまうペットボトルやウイスキーグラス。一枚の紙から生まれる驚異の立体切り絵。その驚愕の技術はまさにカミワザ!(神業!紙技!)

従来の切り絵の世界の概念を大きく超えた立体的で重層的、複雑で繊細な美しい作品を生み出す立体切り絵作家SouMa(ソウマ)。

頭の中にあるイメージを紙の上に落とし込むように制作されるその作品は、下書き無しでたった一枚の紙からカッターナイフ一本によって切り出されます。作品を構成しているパーツはその全てが紙とは思えないほど複雑で緻密に表現され、驚きの技術により極細に切り抜かれています。特に超絶な技術の独特の手法「剥がし切り」は、まるで紙に彫刻をするかのように紙を削いでいき、紙を薄膜のような状態にして紙の層を何層にも切り分けて剥がしていくことにより陰影の濃さやコントラストを表現していきます。しかも信じがたいことにそれらの複雑で繊細なパーツの一切が切り離したり貼り合わされたりすることなく、その全ての部分が一つに繋がっています。息を呑む美しさと信じられないほどの複雑さ、驚きの立体感と素晴らしい感性から生み出されるその繊細さは観る者全てに驚きと感動を与えます。

今回の個展ではそれら驚異の立体切り絵作品約20点が展示販売されます。

SouMaによる唯一無二の立体切り絵アートの世界をぜひお楽しみ下さい。



SouMa(ソウマ)

立体切り絵アーティスト。出身地、島根県。小学生の頃から切り絵を始める。美術やデザイン関係の学校で学んだ経験はなく、全て自身の感性に任せて作品を創作するため、唯一無二の独創的な作風が特徴である。作風は非常に多岐に渡っており、平面的なものはもとより、立体的なもの、光との融合等、従来の「切り絵作家」という枠を完全に超えた創作活動を展開している。また全ての作品は繋がった1枚の紙からできている。島根県松江市の観光大使も勤めている。


最終更新日
2023年8月2日 | カテゴリー :

◆「赤井都展」 2023年4月29日~5月7日


赤井都個展 豆本展「秘密の宝箱」

2023年4月29日(土)~5月7日(日)
12:00~17:00
入場無料 休廊日なし


手のひらに収まる小さな宝箱のようなアート「豆本」。

豆本の歴史は古くヨーロッパでは16世紀頃には携帯用の聖書が盛んに作られ、また日本でも江戸時代にはお雛様の道具の中の小さな本などが作られ娯楽用の玩具としても人気がありました。豆本の中に収められた魅力ある物語を読み、独特の活字や美しい挿絵を楽しみ、様々な素材を使った素晴らしい装丁を愛でる。まさに読んで、観て、コレクションして楽しむ小さなアート、それが「豆本」の世界です。

今回個展の豆本作家である赤井都さんは、2006年に国際的な豆本コンクールにおいて、独学で初めて制作した豆本で日本人初のグランプリを受賞して以来その独特の世界観で多くのファンを魅了する作品を発表し続けています。格調高く魅力ある文章、美しい描画、味わい深い活版印刷、使われる手すき和紙などの様々な素材、高い技術の製本、素晴らしいデザインの独創的な装丁、など豆本の様々な魅力が詰まったその作品は、そのどれもが開けるとワクワクしてくる秘密の宝箱のようです。

今回の個展では、様々なコンクール受賞作をはじめ、過去に発表された作品約80点が展示される予定です。

美しく素敵な赤井さんの豆本を眺めながら豆本アートの楽しさにふれていただき、ぜひ自分だけの秘密の宝箱を見つけていただきたいと思っております。



赤井都プロフィール

ブックアーティスト。自分で書いた物語をそれにふさわしい本の形にしたいという思いから、独学で初めて作った豆本で、2006年ミニチュアブックソサエティ(本拠地アメリカ)の国際的な豆本コンクールで、日本人初のグランプリを受賞し、2007年連続受賞。2016年、2021年、2022年受賞。豆本の作り方などの著書多数。個展、グループ展、ワークショップ講師、豆本がちゃぽん主催など小さなアーティストブックの作り手として幅広く活動中。


最終更新日
2023年5月23日 | カテゴリー :

◆「丸山清人展」 2023年3月17日~3月26日


丸山清人個展 「THE 銭湯富士~湯船の世界遺産~」

2023年3月17日(金)~3月26日(日)
12:00~17:00
入場無料 3月22日水曜休廊


銭湯、それは古き良き昭和の時代の温もりを今も残す日本人の心の故郷。広々とした湯船にゆったりと浸かれば湯気の向こうに雄大な富士山の絵が見える。それはまさに湯船の中の美しい世界遺産!

約100年前に初めて描かれた銭湯の名物ともいえるペンキ絵「銭湯背景画」は、日本の庶民文化の歴史遺産ともいえる大変貴重な素晴らしいアートです。現在それを描くことのできるペンキ絵師は日本で三人しかおらず、その中で現役最高齢現在87歳の銭湯背景画絵師が丸山清人氏です。丸山氏の熟練の刷毛さばきは信じられない速さと正確さで作品を完成させていきます。その制作過程もが一瞬のアートと呼ぶにふさわしいほどです。湖から望む壮大な富士の山、優しく広がる穏やかな湖。匠の技で描かれたその繊細な質感や空気感は観る者全てに静謐を感じさせるまさに「静の世界」です。

今回の個展では家に飾っていただけるサイズほどの貴重な直筆のペンキ画約40点が展示販売されます。丸山氏の描く美しい「THE銭湯富士」を眺めながらゆっくりと銭湯の気分を味わってお楽しみ下さい!

※銭湯の背景画は、大正時代に千代田区にあった銭湯が、入浴されるお客さんを楽しませようと壁に絵を描いたのが始まりとされております。その後、広告会社がこの浴場壁画を無料で銭湯へ提供する代わりに、地元商店街などの広告を壁画の下に掲示させてもらうという形で広まりました。銭湯背景画の最盛期は1970年代で、当時は都内だけでも約2,500軒の銭湯があり、丸山さんも1日に2つの銭湯で絵を描き上げる日があるほど忙しかったということです。



丸山清人プロフィール

1935年(昭和10年)生まれ。父親が銭湯広告物専門の会社に勤務していた関係で幼い頃から画師がそばにいる環境で育つ。絵を描くことが好きで、美術学校を卒業後、父親と同じ会社へ就職し、ペンキ運びなど兄弟子の手伝いからスタート。現場で絵師としての技術を学び、25歳には一人で絵を任されるようになる。名実ともに銭湯背景画絵師の第一人者。


最終更新日
2023年4月4日 | カテゴリー :